学会10周年記念シンポジウムをオンラインで開催致しました。

 2021年9月26日(日)に学会発足より10周年の節目となる記念シンポジウムをオンラインで開催致しました。

 テーマは、人生100年時代に向けた教育ー中日教育交流の回顧と展望ーと題して、中国と日本教育の架け橋として活躍してきた我が中日教育研究学会のこれまでの歴史と現状及びこれからの展望について交流・意見交換・再検討するなど活発な活動を行いました。シンポジウムでは、中国と日本における様々な教育分野で活躍する若手研究者一同、中国と日本の最新の教育事情を議論し、中国と日本の教育研究者間の交流の活性化を図りました。

 シンポジウムは、第1部の基調講演と第2部の6つのラウンドテーブル及び第3部の閉会の3部構成で行い、計108名の方にご参加いただくことが出来ました。シンポジウムの詳細につきましては、こちらをご覧ください。プログラムはこちらです。

 本シンポジウムのまとめの記事について、日本語の場合はこちら、中国語の場合はこちらをご覧ください。

松山バレエ団創立者 松山樹子(本名・清水樹子)氏への弔問

 先日2021年5月30日(日)、会長呂暁彤先生(帝京科学大学教授)と学会事務局長董芳勝(創価大学准教授)の2名が学会を代表して、東京都港区南青山の松山バレエ団の5月22日にご逝去された松山バレエ団創立者である松山樹子(本名・清水樹子=しみずみきこ)氏の弔問へ行かせていただきました。

 清水樹子氏は1923年1月10日生、1948年戦後間もない東京・南青山で、清水正夫(後の夫)と一緒に、「芸術は人々の幸せのためにある」という信念をもって、松山バレエ団を創立され、多くの方の心に希望の灯りをともそうと活動を続けて来られました。同団はそのような創立の心を引き継ぎ、クラシックバレエの素晴らしさを若い世代に伝え、バレエ芸術の振興に取り組んでおります。

 1955年、松山バレエ団が世界初、バレエ化し、「白毛女」を誕生させ、 そして1958年、様々な困難を乗り越えて、第一回訪中公演でバレエ「白毛女」を上演。以来、松山バレエ団は15回の訪中公演で、半世紀以上にもわたる“バレエ外交”による中日友好関係の平和的発展に多大な寄与をされました。

 さる2021年5月22日(土)午前3時40分に98歳の尊いご生涯の幕をおろされました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。