2025年の研修活動

 当学会の研修活動は、2025年から始まって、以下の2つの団体からの研修活動を行いました。

北京教育学院からの研修

 北京教育学院は、北京市初等教育の教員の再教育や資質・能力向上を担う教育機関です。該機関の国際交流処主任である仇妍氏は、我が学会の会員であり、所属機関の教員研修や国際交流事業を担当しています。これまで仇妍氏は、自ら所属機関の教員を引率し、日本の小中学校や教員養成・研修機関での交流活動を行っていました。今年、我が学会は「日中高等教育の在り方―日中の少子高齢化時代における人材育成―」とのテーマで課題研究を取り組んでいます。会員の仇妍氏は、中国の教員養成や教員の再教育においても、少子高齢化の教員養成や教員の資質・能力向上を考えていくことが必要と考えて、北京教育学院の教員を派遣し、東京都中心の小中学校や東京教員研修センター、教員養成の大学・学部との交流活動を企画し、研修活動を行いました。

 今回の参加人数は6名で、幼児教育や道徳教育、算数科教育、芸術教育などを専門とした北京教育学院の教員です。


中国の大きな私立教育集団からの研修

 中国の北方にある最大の私立高等教育機構から19の大学の大学生、計4回、延べ160名の大学生が参加に来ました。